【股関節の捉え方】体幹機能を高める体づくり3

ATHLETE ORIENTAL PHYSIO TRAINING WESTERN

こんにちは、ヒデです。

先日このようなツイートをしました。

そして、体幹を強くしスポーツパフォーマンスを上げるための一つの要素として『肩の細分化』『骨盤の細分化』が必要であるという記事を今まで書かせていただきました。

今回は、股関節に着目して『股関節の捉え方』ができるようになることでの体幹への影響について書いていきます。

目次

  1. 股関節を捉える
    ・正しく立つ
    ・体をリラックスさせる
    ・体の奥にある筋肉
    ・正しく正座をする
    ・股関節を捉えることでの体幹への影響
  2. まとめ

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1 股関節を捉える

正しく立つ

現代の多くの人は長時間立ち続けると、腰を痛めたり腿が疲れたりします。西洋人と日本人を比較した場合、一見、日本人は背中が丸くて姿勢が悪いので、背筋が伸びて綺麗に見える西洋人の人たちの方が立ち方がいいのではないかと思う人もいるかもしれません。しかし、実際には西洋人の中でも腰痛などの問題を抱えている人は少なくありません。

股関節を捉えられるということは、正しく立つことができるということにもなります。そのため、正しく立てる人は、長時間立ったとしても何一つ体を痛めることはないのです。

股関節をしっかりと捉えられていると立った状態から動き出すときに無駄な力を入れずに歩き出すことができます。また、座った状態から立ち上がる時もどっこいしょとなる人は股関節が捉えられず余計な力を使って立っています。つまり、静止した状態では筋肉が力まずに動き出すときにその力のロスがないため、スムーズに動き出すことができます。

胴体力で有名な伊藤昇先生の著者の中に、立ち姿に隙がないと紹介されている力士がいます。その力士とは、双葉山という伝説的な力士でここに動画を上げているので是非みてみてください。股関節を捉えるというのはこういうことかと少しわかると思います。

体をリラックスさせる

股関節を捉えるために大事なのは、立ったときに体がリラックスできているかどうかです。ポイントとしては、足の真上に膝、骨盤、肩、耳がしっかりと位置していることです。そして、膝を少し曲げ力を抜き、体を前後左右に動かして、体の力みが抜けるところを探していきます。

実際に立って確かめるとわかりやすいのですが、立ったときにどこに筋肉の緊張があるのかを確認します。もし、どこにも緊張が感じられず足の裏に体重が乗っかっている感覚があれば、股関節で捉えられていることになります。僕もまだこの感覚が掴みきれていないので、日々意識して練習しています。

身体の奥にある筋肉


体をリラックスし股関節を捉えることができれば、腸腰筋という体の深部にある筋肉がより働くことになります(上の図)。この筋肉は背骨から股関節まで付いていて、上肢や下肢、体幹を動かすのに非常に重要な役割を果たします。しかし股関節を捉えることができなければこの筋肉は使われずに衰えていき、他の体の外側にある筋肉で代償します。

スポーツ選手であれば、この筋肉がどれだけ使えるかが良いパフォーマンスの鍵になってきますのでこの腸腰筋を使えるための体づくり、つまり股関節を捉えることが非常に大事です。よくスポーツ選手間でみられるのがトレーニング後に腿の前や股関節の外側が張ってきたりします。これらは先ほど言った体の外側の筋肉での代償によって引き起こされることなので、体の能力を高めるためには改善する余地があります。

正しく正座する

股関節を捉えていることができているかを知るためには、正座をすればわかります。できている人であれば、長時間の正座でも苦痛なく座り続けられるそうです。(僕の場合はまだまだで20分も経てば足が痛くなってしまいます。)

この正座を長くできない理由として、骨盤の細分化ができておらず、体幹の柔軟性が低いことが考えられます。また、上記でお話しした腸腰筋がうまく使えていないことにもなります。骨盤の細分化ができていないということは、正座したときに骨盤を体がリラックスできる位置に置くことができていません。

そして、体幹の柔軟性が低いことで胸郭や頭の位置が骨盤の上にしっかりとのらずにいることで、体に余計な緊張をうませてしまっています。そのため、この骨盤の細分化と体幹の柔軟性を向上させるトレーニングも股関節を捉えるためにはとても大切になります。

股関節を捉えることでの体幹への影響

前述で股関節の捉え方について話してきました。そして、股関節を捉えられることで、結果的に腸腰筋が使えるようになることもお伝えしました。この腸腰筋が使えるということは体幹にとって安定性かつ強靭な力を作り出してくれます。体の中心部にある筋肉でもあるので、力の原動力です。

体幹を強くする上では、腸腰筋が使えているのか使えていないのでは雲泥の差が生まれます。それだけ体幹にとって重要な筋肉であるので股関節を捉えることも体幹にとっては同様のことが言えます。

まとめ

  • 正しく立つということは股関節を捉えるということで、長時間立ち続けてもどこも体を痛めることがない。
  • 股関節を捉えるには、体をリラックスさせて緊張がどこにもない状態をつくる。
  • 股関節を捉えることができていれば腸腰筋優位の体の使い方ができ、体を楽に動かせる。
  • 苦痛なく長時間の正座ができるのであれば、股関節は捉えられている。
  • 股関節を捉えられることは、体幹を強くするために必要不可欠である。

股関節を捉えるというのは非常に難しいことで、長期にわたって自分の体と向き合いながら少しずつ理解を深めていく必要があると思います。

以上で、股関節の捉え方についての説明を終わりにします。

最後まで読んでいただきありがとうございました。